【短期留学の落とし穴】語学学校の日本人の割合
「夏休み」の「語学学校」のトラップ
「せっかく留学するなら日本人が少ない所に留学したい!!」と思う方は多いのではないでしょうか。
しかし、実は語学学校では意外な落とし穴にひっかかることがあります。
実際に留学した僕の実体験に基づく日本人の割合について今日はお伝えしたいと思います。
なぜ、事前の情報で想像してたより日本人が多いのか
毎年、多くの学生が短期留学をしています。
しかし、日本の学生にはあまり多くの休みがありません。
「せっかく海外に行くのなら、最低でも2週間は滞在したい」と思う場合、
多くの学生が選択するのは、夏休み!!
つまり夏休みにはどこの語学学校にも日本人が溢れます。
「僕が行く語学学校の日本人割合は5%だったから大丈夫」と思ったあなた。
これこそが落とし穴です。
実は僕の友人が以前イギリスの語学学校に2週間だけ滞在したとき、同じことがおこりました。
留学エージェントのパンフレットには、日本人の割合が5%と書いてあったのに、
実際はクラスの8割が日本人だったそうです。
なぜ、このようなことが起こるのか、おそらく2つの理由があると思います。
日本人割合は1年を通した日本人の割合かも
先ほども述べた通り、日本人の学生にとってまとまった休みが取れるのは夏休みしかないので、
日本人学生は夏休みの短期留学に集中します。
もし、パンフレットなどの情報が1年を通した日本人の割合の場合、夏休みの日本人割合はそれらの数字より高くなります。
また、夏休みは学校による団体での短期留学も増える時期です。
1つの日本人団体が来るだけで、日本人割合はドンと増加してしまうのです。
日本人の英語レベルの低さ
夏休みは語学学校にも多くの生徒が来るので、ほとんどの場合クラス分けが行われます。
そして僕の経験上、下のクラスに行けば行くほど日本人割合が多くなります。
例えば、僕が去年参加した語学学校には5つのレベルがありました。
そのうち下から3つ目のレベルまではクラスの日本人割合が95%以上!!
レベル4のクラスで、15人中3人が日本人。
レベル5のクラスには日本人がいませんでした。
つまり、英語レベルが低いと日本人ばかりのクラスに入れられてしまう可能性があるのです。
どうやって、短期留学を成功に導くか
ここまで読んで絶望したあなた。でも大丈夫。
せっかくの留学経験を最高のものにするための秘訣がここにあります。
日本人割合を事前に細かくチェック!
パンフレットやホームページに掲載されている日本人割合が夏休み中のものなのか、それとも1年間を通してのものなのか担当者に確認しましょう。
留学で日本人が少ないに越したことはありません。
ちなみに初歩的なことですが、友達と行くのもやめましょう。
日本語で話してばかりで、成長できないことが多いです。
クラス変更を頼んでみる
ほとんどの語学学校はクラス変更に柔軟に対応してくれます。
今のクラスが簡単だと思うなら、先生に相談して上のクラスに挙げてもらいましょう。
先ほど述べた通り、上のクラスに行けば行くほど日本人の割合が減る傾向になります。
さらに先生との交渉は、英語の上達にも役立ちます。
【重要】日本人ばかりのクラスでも諦めない!
もちろん、せっかく外国に来たのだから、日本人ばかりのクラスでは嫌だという気持ちはあると思います。
しかし一番重要なのは、自分から外国人に話しかけて友達を作る積極性です。
たとえ日本人が2人のクラスでも、その日本人同士 日本語でしゃべってしまう人もいますし、
一方外国人が1人、それ以外は全員日本人のクラスでも、積極的な人は外国人に話しかけて友達になります。
語学力を上げるために来ているのなら、日本人同士でも英語でしゃべってみましょう。
「決して、外国人と話せない状況を、周りの環境のせいにしないでください。」
と、自分へのエールをこめて笑