美術の作品 ○○採点をする⁉
もうすぐ1学期も終わるころとなりました。
1学期の成績をつけるために、最近は様々な教科のテストがあります。
美術では9月から2か月間かけて制作してきたセラミックのエッグが完成し、先生が作品の採点を始め…… るかと思いきや…
何と先生の採点の前に、先生と作品について話し合うように言われました。
大変だったポイントなどを伝えるのかと思いきや、開口一番に先生が言った言葉は
「授業態度も加味して、9月から今までの成績は自分でどれくらいだと思う?」
そんなこと言われても…
と思ったのが第一印象でした。
ましてこちらは留学生で普通の生徒がどれほどの成績を取れるものなのか分からないですし、なんと答えていいのか困惑しました。
高く答えすぎても自慢しているようですし、低く答えすぎてそのせいで成績が落ちるのは悲しいと思いました。
「Aくらいですかね…」とようやく絞り出したところ。
「具体的に何%?」とさらに追撃!
カナダの成績は百分率で表されます。
そのうち86%から100%がAなどと段階が決まっているのです。
さらに困惑して「90%くらいですかね…」と言ったところ、
「あら、そう」と言って、成績表に90%と書き込む先生。
えっ! それは私の評価が高すぎってこと⁉
さらに困惑度が高まって終わりました。
とは言っても必ずしも全ての美術の先生が自己評価を求めてくるわけではないようです。
しかし、この先生だけが特別という訳でもなく、自己評価はキャリア教育の授業でも求められました。
僕としては自分の作品は常に100%のものだと思って作っていますが、さすがに先生に自分の作品は完璧だと言う勇気はありませんでした。